一日をどう過ごしていますか
朝起きてから夜寝るまで、多くの時間を座って過ごすことがあります。食事をするとき、テレビを見るとき、家族と話をするときです。しかし、同じ姿勢でいると体は少しずつ疲れていきます。
主治医・医療スタッフの案内が最優先です。その上で、今の環境が自分に合っているか見直してみましょう。少しの工夫で、休む時間が楽になるかもしれません。
なぜその時間がつらいのでしょうか
腕を上げ続ける疲れ
テーブルの高さが合っていないと、肩に負担がかかります。標準的な70cmのテーブルに対し、座面高さを調整して「差尺」を合わせることが楽な姿勢につながります(岐阜県立生命技術総合センター, 2016-03)。腕を上げ続けると、それだけで体力を消耗します。
背もたれの角度と足元の不安
椅子の座面が高すぎると、足が床につかず不安定になります。小柄な高齢者には一般的な40cmという高さが高すぎる場合もあります(厚生労働省, 2022-03)。足底を床面に接地させ、頸部を自力で保持できる状態が、安楽な座位には必要です(J-STAGE(健康科学雑誌), 2018-07)。
もう少し楽に休む方法はありませんか
体格に合わせた環境づくり
まずは椅子やベッドの高さを見直しましょう。ベッドの高さは、使用者が座って足が床にぴったりつく高さ(膝の角度90度)が立ち上がりに適しています。目安としてマットレス込みで40〜50cm程度です(和歌山県 介護情報ネットワーク, 2024-04)。
背上げ機能のあるベッドは、食事の際に上体を起こしやすく、飲み込みを助けます。背上げとともにひざ部が上がると、より姿勢が保ちやすくなります(和歌山県 介護情報ネットワーク, 2024-04)。
座位を保持する能力に応じてクッションを選びます。手の支えなしで座れる場合はウレタン素材、支えが必要な場合はゲルや空気調整式など除圧機能の高いものが適しています(日本離床学会, 2023-10)。
| 道具 | 役割 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| ひざ掛け | 保温・安心感 | 軽くて洗いやすいもの |
| 背もたれクッション | 背中を支える | 硬すぎず、体に沿うもの |
| 腕を支えるクッション | 肩の力を抜く | 肘が浮かない高さのもの |
| スタンド | 本やタブレット固定 | 目線の高さに合わせられるもの |
両腕を楽に預けることができる「FIRMFLEX(ファームフレックス) レベルアップクッション」も選択肢の一つです。膝の上に置いて使うことで、肩や腕の緊張をほぐす助けになります。ベッドやソファでは「150」、肘掛け椅子や車椅子では「CHAIR」が適しています。体格の大きい方には「WIDE」があります。カバーは洗濯でき、上面は防水仕様です。
1回30分以上の座位保持が、生活リズムを整える上で有効とされています(J-STAGE(健康科学雑誌), 2018-07)。無理のない範囲で、心地よい場所を探してみてください。
- 今使っている椅子に座り、足裏が床にしっかりついているか確認する。
- テーブルの高さと椅子の高さのバランスを見て、肩が上がっていないかチェックする。
- 30分ごとに軽く体を動かすか、横になって休む時間を作る。
この記事は公開資料を整理した情報であり、医療上の助言ではありません。治療に関する判断は必ず主治医・医療スタッフと相談してください。資料確認日: 2026-10-24
やすらぐ時間のために
家で過ごす時間が長くなるほど、体を支える小さな道具が一日を変えます。
- FIRMFLEX レベルアップクッション — 膝の上にのせて両腕を置くと、腕の重さをクッションが受け止めます。ベッドやソファで本・スマホ・テレビを長く見ても肩が疲れにくくなります。ベッド・ソファは150、肘掛け椅子・車椅子はCHAIR、体格の大きい方はWIDE。カバーは洗濯でき、上面は防水生地です。レベルアップクッション150を見る(FIRMFLEX公式楽天市場店)
- 軽いひざ掛け — 体温が下がりやすい午後に、脚と手を包みます。
- ブックスタンド・タブレットスタンド — 画面を目の高さに上げ、首を下に向ける時間を減らします。